普段、私たちが何気なく食べている冷汁ですが、実はその誕生にはディープな歴史があることをご存知でしょうか?今回は地元民である私が、宮崎グルメが全国に広がった面白いルーツを調べてまとめました!
宮崎の夏に欠かせない!郷土料理「冷や汁」の歴史
蒸し暑い宮崎の夏、食欲がないときでもサラサラと食べられて元気が出る魔法のような郷土料理といえば「冷や汁(ひやじる)」ですよね。
実は、私たちが何気なく食べているこの冷や汁には、鎌倉時代から続く深い歴史があることをご存知でしょうか?
今回は、実際にお店に行かなくても自宅でその歴史を深く味わえるように、冷や汁が宮崎で生まれ、愛され続けてきた面白いルーツと先人たちの知恵を徹底解説します
ルーツは鎌倉時代?忙しい農民が考案した「元祖・時短メシ」
冷や汁の歴史は非常に古く、その原型はなんと鎌倉時代まで遡ると言われています。
もともとは、大忙しの農家の人たちが、夏の厳しい暑さの中で「いかに時間をかけず、手軽に栄養を補給して次の仕事に向かうか」という切実な思いから考案された、いわば「元祖・日本のファストフード(時短メシ)」でした。
畑仕事の合間に、麦飯に冷たい味噌汁をぶっかけて素早くかき込むスタイルが、長い年月をかけて宮崎の風土に定着していきました。
戦国時代の陣中食(じんちゅうしょく)としても重宝された万能フード
また、冷や汁は農民だけでなく、戦国時代の武将たちにとっても貴重なエネルギー源でした。
味噌や魚のすり身をすり鉢で擦り、香ばしく炙って保存性を高めた「冷や汁の素」は、戦場へ持参する「陣中食(じんちゅうしょく)」として大変重宝されたそうです。
宮崎の厳しい夏を乗り越え、戦い抜くためのサプリメントのような役割を、この一杯が果たしていました。
なぜ宮崎でここまで愛された?気候と風土が生んだ栄養満点メニュー
日本全国に似たような「ぶっかけご飯」はありますが、なぜ宮崎県でここまで独自の進化を遂げ、愛されたのでしょうか。
それは、宮崎の「カンカン照りの気候」と「豊かな海の恵み」が見事に融合したからです。
イリコやアジといった新鮮な魚のすり身、大葉やミョウガ、キュウリといった夏野菜、そして発酵食品である味噌。これらが合わさることで、汗で失われる水分や塩分、カリウムを効率よく補給できる、宮崎の風土にこれ以上ないほど適合した「完璧な夏バテ防止メニュー」が完成したのです
お取り寄せオススメ2点

なお丸自身が、県外の方に聞かれた時にオススメしてるのが、この2点です。
先日、福岡の知人が宮崎に来たは時に下の冷汁を、お土産として渡しました。
めっちゃ喜んでいたので、オススメに!!
先人の知恵が詰まった宮崎の冷や汁を次世代へ繋ごう
鎌倉時代の農民の知恵から始まり、戦国武将のエネルギー源、そして現在の宮崎を代表するおもてなし料理へと進化してきた冷や汁。
1杯の器の中に、宮崎の歴史と、暑い夏を乗り切るための先人たちの愛情がギッシリと詰まっています。
ぜひ今年の夏は、そんな歴史のロマンに想いを馳せながら、美味しい冷や汁を食べて宮崎の夏を元気に乗り切りましょう!
すきっちゃみやざき 

