【神話の深層へ】高千穂・天岩戸神社「秋季大祭」の隠された意味とは?お祭りの原点と五穀豊穣の感謝を徹底解説! 

こんにちは、すきっちゃみやざきの管理人のなお丸🤗です。 

今回は、高千穂町の天岩戸神社で毎年9月22日・23日に開催される「秋季大祭(東本宮例祭)」をピックアップします。一年の中で神社が一番の熱気に包まれる特別な2日間なのですが、実はお祭りを追いかけていくと、歴史ある神事の奥深さと神話の繋がりが見えてくるんです。 

大前提として、この秋季大祭の最も大切な意味は「秋の稔(みの)りへの心からの感謝」です。古くからお米を作ってきた日本人にとって、無事に収穫できることは何よりもありがたいことでした。神様に感謝を報告する、伝統的な感謝のサイクルが詰まった格式高いお祭りなんです。 

なお丸🤗
なお丸🤗

今回は、23日のメインイベントである「御神幸祭(ごしんこうさい)」のお神輿の往復ルートを追いかけながら、お祭りの本当の見どころをご紹介していきます。 

【出発】アマテラスが出てこられた後の聖地「東本宮」からスタート!

秋季大祭の主役であるお神輿は、23日の午後に「東本宮」を出発します。 

この9月の秋季大祭は、東本宮にとって一年に一度の最も重要な記念日である「例祭」にあたります。東本宮は、アマテラスが天岩戸の洞窟から出てこられた後、最初に住まわれた場所と伝えられる非常に神聖な場所。そこから、神様を乗せたお神輿が賑やかに出発します。 

【途中】境内に響き渡る神楽と大盛り上がりのイベント!

お神輿が町を進む途中、天岩戸神社の境内や周辺は最高の熱気に包まれます。ここで絶対に外せない途中の見どころが2つあります。 

境内に響き渡る「天岩戸神楽(かぐら)」の奉納

大祭の期間中、境内の神楽殿では伝統的な神楽が終日奉納されています。日本のお祭りのルーツは、岩戸に隠れたアマテラスを楽しませるために神々がドンチャン騒ぎをしたこと。ここで神楽の音を聴きながらお神輿を見送る時間は格別です。 

名物イベント!大盛り上がりの「畳投げ大会」

お祭りの途中でみんなが大盛り上がりするユニークな行事が「畳投げ大会」です。こちらは、天岩戸を力任せに遠くへ投げ飛ばした手力男命(タヂカラオノミコト)の怪力神話にちなんだもの。神様の聖なるパワーを地域みんなで体感して盛り上がる、笑顔あふれる名物イベントです。 

※なお、この畳投げ大会は雨天の場合中止となります。また、年によっては秋季大祭とは別の日(11月の岩戸神楽祭など)に開催されることもあるため、お出かけ前に公式情報をチェックしてみてくださいね!

【到着】アマテラスが隠れていた神話の核心舞台「西本宮」へ

町を練り歩いたお神輿は、川の対岸にある「西本宮」へと到着します。 

西本宮は、アマテラスがお隠れになった天岩戸の洞窟をご神体とする、まさに神話の核心となる舞台。お神輿は東本宮から、川を渡って西本宮へと移動するわけですね。 

到着地である西本宮の雰囲気や、近くにある天安河原の情報は、こちらの過去記事にまとめています。 

お神輿が西と東の神社を往復することで、地域全体が大きな聖域に変わっていくのが、この大祭の素晴らしい伝統です。 

神話を調べて気づいた、お神輿の往復に隠された大逆転ドラマ!(ロマン編)

ここからは、私がこのお祭りと神話の繋がりを詳しく調べていく中で、「これはものすごいロマンが隠されているのでは!」と感じた個人的な考察です。公式な神事の意味とは別に、一つの神話ファンとしての妄想としてお付き合いください。 

アシスタント
アシスタント

また、思いついたんですか?今度はなに?

なお丸🤗
なお丸🤗

神話では、アマテラスが岩戸に「隠れて夜(暗闇)になり」、八百万の神々の大宴会によって「翌日に光が戻る」というストーリーがありますよね。 

アシスタント
アシスタント

有名な話ですが、ここに何を?

お神輿が、アマテラスが出てこられた後の場所(東本宮)を出発し、かつて隠れていた暗闇の場所(西本宮)へ向かい、また東本宮へ帰っていくという『往復のルート』の資料を眺めていたとき、ふと点と点が繋がりました。 

なお丸🤗
なお丸🤗

これって、ただの移動ルートではなく、神話の「夜から朝へ」という世界がひっくり返るような大逆転のドラマを、お神輿の動きそのもので美しく表現している神事なんじゃないかって。 

さらに高千穂といえば、秋から冬にかけて夜通し神楽を踊り明かす「夜神楽」の本場。天岩戸神社でも11月には夜まで神楽を大公開するお祭りが控えています。 

なお丸🤗
なお丸🤗

暗闇に包まれた夜、笛や太鼓の音が響き渡る中で神楽が舞われる光景を想像するだけで、まさに神話の中で神々が「アマテラスに出てきてもらおう!」と大騒ぎした、あの本気の宴会そのものだと胸が熱くなります。 

まとめ

隠れて暗闇になった世界(西本宮)に、もう一度光を取り戻し、笑顔あふれる世界(東本宮)へ神様をお連れする往復パレードと、夜に響く神楽の音。そうやって調べて知識を深めていくと、まだ見ぬお祭りの掛け声や太鼓の音が、世界に光を取り戻した神々の大歓声のように脳内に響いてきて、一人で勝手に鳥肌が立っていました。 公式な神事としての意味を知るだけでも十分に素晴らしいですが、こうして行く前に神話を調べて、自分なりのロマンを膨らませておくのも高千穂を旅する最高の醍醐味だと思います。 

ネットの写真や動画だけでは、この「神話が現代に生きている熱気」の本当の凄さはきっと分かりません。ぜひ皆さんも、この美しい往復のドラマの予備知識を持って、現地へ足を運んで五感で体験してみてください!   

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