「すきむらんど」は、須木の滝(ままこ滝)と小野湖を中心とした屋外レジャー施設です。
広大な敷地には、大人気の温泉「かじかの湯」
やどこか懐かしい雰囲気の「かやぶきの宿 かるかや」のほか、様々な施設が揃っています。
また、小野湖にかかる大つり橋からの眺望は迫力満点!
須木の滝「ままこ滝」
昭和8年には県の名勝に指定された「須木の滝」。
落差41メートル、滝つぼの深さ22メートルという勇壮な姿を誇っていました。
ところが昭和33年に綾南ダムが完成したことによって小野湖が出現し水面が上昇。
現在、その落差は半分近くとなってしまい当時の面影はありませんが、
大自然の中に雄大な滝の存在は圧倒されます。
この滝、別名で「ままこ滝」といい伝説が残ってます。
ままこ伝説。
ちょっと悲しくなりますが、この滝にまつわる伝説をご紹介します。
※小林市のHPより引用
―昔、若い木こりの夫婦が幼い娘と親子三人で滝の近くで楽しく暮らしていた。しかし、ふとした病がもとで妻は帰らぬ人となってしまった。幼い娘を連れて木こりの仕事はできない。日々の生活すらままならなくなった木こりは、やむなく後ぞいの妻を迎えることにした。娘はやがて6歳になった。後ぞいの妻はこの子が邪魔で、何かにつけてきつくあたっていた。娘が唯一頼りとする父親は、朝早く家を出て夕方遅くにならないと帰らない。娘はこの継母と終日一緒にいるよりほかなかった。ある昼下がりのこと、野良仕事を終えた母と娘は、滝を真下に眺める岩の上に並んで腰をおろした。いつもは子を憎み、邪険に接する継母が、今日だけはどうしたことか「しらみでもとってやろうか」と娘を膝に引き寄せ髪をとかしはじめた。娘は今までに味わったことのない継母の優しさに接し、無心になって自分の帯と母の帯を結んだりほどいたりして遊んでいた。継母の恐ろしいたくらみをつゆほどにも知らずに…その時、頃合いを見計らった継母が、娘を満身の力で滝へと突き飛ばした。しかし、たまたま二人の帯はしっかりと結ばれていたのである。千尋の滝つぼへともんどりうって落ちていったのは、いたいけな娘とその子を憎み続けた継母の二つの塊であった。それ以後、人々はこの滝を「まま子滝」と呼ぶようになり、二人の供養のため、滝の近くに二体の観音像をまつった。この観音にちなんで「観音滝」とも呼ばれるようになった。(須木村史から・一部中略)
現在では考えられない伝説。なんとも言えない気持ちなります。
かじかの湯
『かじかの湯』の泉質は【単純温泉】で、
赤ちゃんからお年寄りまで、敏感肌の人でも、体が疲れた時でも
入浴できるお肌にやさしい温泉です
自然の中遊び、疲れた体を癒すひととき
最高な時間です。
温泉の詳細
温泉について
泉質 | 単純温泉 |
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効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、抹消循環障害、軽症高血圧、耐糖能異常(糖能病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、病後回復期、疲労回復、健康増進、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態 |
営業時間 | 平 日 10:00~21:30 土日祝 08:30~21:00 定休日 第2・第4木曜日 |
料金 | 中学生以上 お一人様 400円 小学生 お一人様 200円 回数券 中学生以上(11回分) 3,080円 回数券 小学生以上(11回分) 2,050円 家族利用回数券(50回分) 12,340円 |
設備・備品 | 内風呂・サウナ リンスインシャンプー・ボディーソープ・ドライヤー 休憩所 |
かやぶきのお宿 かるかや
すきむらんどにはどこか懐かしい雰囲気の「茅葺きのお宿 かるかや」
大自然を満喫できるキャンプ場やバンガローなどの宿泊施設があります。
風を感じながら景色を眺めたりとゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
1棟貸切の宿で、家族やカップルでの利用をオススメです。
その他、世界の山小屋やバンガローなどもあります。
かやぶき屋根の施設は、4棟
「利平」「銀寄」「出雲」「丹沢」とそれぞれ部屋の作りが違います。
※詳細は、管理事務所へ問いあせてください。
この部屋の名前は、栗の名前からきてるそうです。
小野湖に架かる大吊橋
1988年に出来た橋。橋の長さは155m。
綾南ダムの完成で出来た、小野湖に架かる橋。
「すきむらんど大つり橋」の北側には、上記の「須木の滝」があります。
ダムで出来た湖を渡って、伝説の滝を見て大自然を満喫できます。
秋には、紅葉も見ることも出来る。スポットです。
すきむらんどの全体の案内図
須木村は栗が有名
この「すきむらんど」のある須木村では、栗が有名な町です。
県内有数の栗の生産地でもあります。
須木栗の特徴は、上品な甘さと香りです
シーズンには、「すき栗まつり」が開催されるなどイベントがたくさんあります。
宮崎県内のケーキ屋さんでは、よく須木産の栗を使ったモンブラン出てきますよ。
栗狩りなどもあります。
なお丸は、まだ行ったことないので今年こそは行けたらと思います。
最後に
ウィズコロナの時代。
宮崎には大自然の中で遊べるレジャー施設が多い県です。
「すきむらんど」も、その一つの施設で県内外からの観光客が訪れます。
自然の中、複数の人とも密になる事もなく楽しんで頂けると思います。
アクセス
- 住所〒886-0112宮崎県小林市須木下田412-6
- 交通アクセスJR小林駅より小林市コミュニティバス又はお車にて約30分
- 管理事務TEL 0984482489
小林市の観光地
この「すきっちゃみやざき」にもある陰陽石神社も近くです。
また、生駒高原や淡水水族館もあるので家族やカップルでのドライブしながら
観光も楽しいですよ♪