なおチャンネル管理人のなお丸🤗です。
今回は、宮崎県日南市の海岸沿いにあるパワースポットの鵜戸神社をご紹介します。太平洋は日向灘に面した、神社が多いですが、その中でもトップクラスの神社で観光スポットとしても有名です。
鵜戸神宮は神武天皇の父が生まれた神社
鵜戸神社の御祭神は、「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」日子波限建鵜葺草葺不合命
宮崎神宮の神武天皇の父が産まれた場合になります。
名前の由来
鸕鶿草葺不合尊が誕生した産屋は全て鸕鶿(う)の羽を草(かや)としてふいたが、屋根の頂上部分をいまだふき合わせないうちに生まれ、草(かや)につつまれ波瀲(なぎさ)にすてられた。これにより、母親の豊玉姫が「彦波瀲武鸕鶿草葺不合(ひこなぎさたけうかやふきあえず)」と名付けたという。
生まれた時の状況を名前にしたんですね。海神の豊玉姫が海では産めないと鵜戸の地へ行き産んだと言う伝説です。その時、亀の形した岩に乗って来たとか。
太平洋に接して景観は最高です。
日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっている。
赤と洞窟と海
八棟造・県指定有形文化財
主祭神の産殿の址とされる洞窟内に建つ朱塗りの色鮮やかな本殿。
急な階段を降りて、左手側に海。右手側に綺麗な本殿が現れる。洞窟内で、ちょっとひんやりとします。
本殿裏にある、撫うさぎとお乳岩
母君の豊玉姫が御子の育児のため、両乳房をご神窟にくっつけて行かれたと伝える「おちちいわ」は、いまもなお絶え間なく玉のような岩しみずを滴らせて、安産・育児を願う人々の信仰の拠り所となっている。
この水を使って、飴が作られてます。神社内で「おちちあめ」として販売されています。
撫でると病気平癒や開運などの願い事が叶う「撫でうさぎ」
ここは、子授かりや安産の神様として県内外から多くの女性の観光客が訪れます。
鵜戸神宮と言えばシャンシャン馬と運玉投げ
シャンシャン馬道中(3月末の日曜日) – 当地の古俗として、新婚夫婦は神に報告するためにシャンシャン馬という鈴を付け鞍に赤い毛布を敷いた馬に花嫁を乗せて参詣する習わしがあり、花婿は手綱を取って青島から七浦七峠という難所含みの日南海岸道中を往復した。元禄年間(1688~1704年)に始められたものというが、「シャンシャン馬道中唄」という民謡の題材ともなっている。
鵜戸神宮3月の神事と宮崎神宮の神武大祭で見れる
このシャンシャン馬は、3月に行われる神事と11月初旬に宮崎市である神武大祭で見ることができます。
運をかけて、運玉を投げる。
5個で100円で販売してます。
ご本殿下の磯に、母君豊玉姫が出産の為に乗って来られたと言われる霊石亀石(れいせきかめいし・桝形岩)がある。この亀石の背中に桝形の窪みがあり、この窪みに男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うといわれてる。
またこの窪みの中に入った縁起のいい運玉は毎日回収されて「運玉の中の運玉」として、鮮やかな巾着に入った一願成就のお守りとなり販売されています。
男性は、利き腕じゃない方で投げるとの事で、これがなかなか入らないんです。。。
最後に
この鵜戸神宮の創建は【第十代崇神天皇の御代と伝えられ、その後第五十代桓武天皇の延暦元年には、天台宗の僧と伝える光喜坊快久が、勅命によって当山初代別当となり、神殿を再興し、同時に寺院を建立して、勅号を「鵜戸山大権現吾平山仁王護国寺」と賜った。
また宗派が真言宗に移ったこともあり、洞内本宮の外、本堂には六観音を安置し、一時は西の高野とうたわれ、両部神道の一大道場として、盛観を極めていた。
そして明治維新とともに、権現号・寺院を廃して鵜戸神社となり、後に官幣大社鵜戸神宮にご昇格された。明治を130余年経過した今日、全国津々浦々から、日本民族の祖神誕生の聖地を訪れる参拝者は、四時絶えることなく続いている】※鵜戸神HPより
アクセス
開閉門時間
開門 午前6時 閉門 午後6時
所在地:宮崎県日南市大字宮浦3232番地
電話.0987-29-1001/FAX番号.0987-29-1003
公共バスの場合
宮交シティバス停/宮崎空港バス停
《空港・日南行》または《飫肥行》または《空港・都井岬行》に乗車
↓(約60〜70分)
鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分
車で行く場合
宮崎市内から国道220号線で約60分
宮崎ICから国道220号線で約50分
田野ICから県道28号線→国道220号線で約45分
日南市内から国道220号線で約20分
※国道220号線は連続雨量170ミリを越えると通行止め(折生迫〜風田)となります。迂回路は県道28号線です。